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京都龍馬会会報 「近時新聞」第18号
慶応3年2月22日龍馬は下関の伊藤助太夫方より、長府藩士 三吉慎蔵宛に「近時新聞」と題し五箇条の最新情勢を伝える手紙を送っています。龍馬研究に関わる先生方の最新成果を掲載する京都龍馬会の会報名にこそふさわしいと考えます。年4回発行。
*京都龍馬会会員の皆様にのみ配布しております。
購読ご希望の方は「入会の案内」をご覧ください。
近時新聞 第18号内容  2014年4月発行

☆新発見 坂本龍馬書簡
    「越行の記」の重要性 ―お金は何故お金か?―
      宮川禎一・髙田祐介

 画像提供:高知県立坂本龍馬記念館

宮川 禎一(みやかわ ていいち)
1959年、大分県宇佐市安心院町生まれ。大分県立中津南高等学校卒。1986年、京都大学大学院文学研究科修士修了(考古学専攻)。財団法人辰馬考古資料館学芸員を経て、1995年から京都国立博物館考古室員。2006年より同館学芸部考古室長。2012年より同館学芸部企画室長。考古・歴史・建築資料担当。著書に『龍馬を読む愉しさ-再発見の書簡が語るもの-(臨川選書㉓)』(臨川書店、2003年)など。京都国立博物館の特別展覧会『龍馬の翔けた時代』展(2005年)の企画および図録編集。また同館の特別展覧会『藤原道長』展(2007年)の企画および図録の編集。
『全書簡現代語訳 坂本龍馬からの手紙』(教育評論社、2012年6月 1890円) 好評発売中
特別展覧会『南山城の古寺巡礼』の主担当。(展覧会会期は二○一四年四月二十二日~六月十五日。乞御高覧)

☆新撰組伝説逍遙 其の17
    第8逍 土方歳三奉公伝説②

藤井 和夫(ふじい かずお)
東京成徳大学人文学部非常勤講師、早稲田大学エクステンションセンター講師、(財)大韓文化財研究院特別研究員。元日野市立新選組のふるさと歴史館館長。東北アジア考古学専攻。特に韓国新羅時代の陶質土器、装身具が専門。

☆東京遷都の実相とは②
    ―大久保利通の大坂遷都論

町田明広(まちだあきひろ)
日本近現代史(明治維新史・対外認識論)研究者、神田外語大学日本研究所専任講師。 明治維新史学会理事、明治維新史学会例会担当委員長、博士(文学)。 著書に『幕末文久期の国家政略と薩摩藩―島津久光と皇政回復』(岩田書院)、『島津久光=幕末政治の焦点』(講談社選書メチエ)、『攘夷の幕末史』(講談社現代新書)。

☆軍事科学としての洋学
竹本 知行(たけもと ともゆき)
同志社大学法学部助教。1972年山口県生まれ。同志社大学大学院法学研究科政治学専攻博士(後期)課程修了。博士(政治学)。2007年、論文「大村益次郎の建軍構想‐『一新之名義』と仏式兵制との関連を中心に-」で阿南・高橋賞受賞。著書に『ビジュアル・ワイド明治時代館』(小学館2005年)、The Russo-Japanese War in Global Perspective:World War Zero . Volume2 (Amsterdam:BrillAcademicPublishers,2007)、『武器と防具 幕末編』(新紀元社、2008年)など。


☆龍馬と下関⑥
    ―長府藩士へのセールストーク

古城 春樹(こじょう はるき)
1999年より下関市立長府博物館勤務。2011年より同館長
「三吉慎蔵と坂本龍馬」「海港都市下関」「長州と薩摩」などの企画展を開催。
著書・論文等
共著『山口県の不思議事典』(新人物往来社 2007)
『長府藩士三吉慎蔵 坂本龍馬非護衛説について』(九州文化図録撰書九 長州維新の道上 のぶ工房 2011)など
単著 『龍馬とお龍の下関―海峡に遺した夢のあと』(瞬報社 2009)など

☆菅野覚兵衛の就産戸籍
あさくら ゆう
東京都台東区出身。主に幕末維新期の人物史を主に研究する。
著書〈単著〉「慶応四年新撰組近藤勇始末」、「慶応四年新撰組隊士伝」崙書房出版(株)、「川崎尚之助と八重」知道出版(株)〈共著・編集協力〉「新島八重を歩く」(株)潮書房光人社
昨年著した「川崎尚之助と八重」知道出版(株)が平成二十五年度「新島襄生誕記念懸賞論文」入選作に選ばれる。

☆記憶の中の明治維新④
    ―「薩長盟約」の記憶―

髙田祐介(たかた ゆうすけ)
1977年生れ、京都府出身。佛教大学大学院博士後期課程修了、博士(文学)。現在、佛教大学歴史学部非常勤講師・京都産業大学大学史編纂室常勤嘱託。主な論文に「国家と地域の歴史意識形成過程」(『歴史学研究』865号)、「維新の記憶と「勤王志士」の創出」(『ヒストリア』204号)、「『日本史籍協会叢書』稿本の伝存と構成」(『明治維新と史料学』吉川弘文館、所収)、「維新の志士」(『週刊朝日百科 新発見!日本の歴史02 近代1』朝日新聞出版)など。

☆禁門の変150周年記念シリーズ①
     ―禁門の変と一橋慶喜―(後編)

杉原 悠三(すぎはら ゆうぞう)
広島市出身。広島大学大学院文学研究科歴史学コース日本史分野博士課程前期修了。専門は近世史、幕末政治史。職歴は兵庫県立歴史博物館、彦根城博物館を経て二条城学芸員、同志社社史資料センター調査員など

☆幕末と花街(第八話)
    清河八郎とお蓮(下)

伊藤 修(いとう おさむ)
京都産業大学 日本文化研究所 上席特別客員研究員
山形県出身。東京の外資系ホテル、京都のホテル支配人を経て、財団法人京都伝統芸妓振興財団参事。2011年京都産業大学 日本文化研究所 上席特別客員研究員。フリーランサー、講師としてカルチャーセンター、大学、旅行業界で花街の歴史文化の講義、現地講座や「お茶屋遊び」の実践指導を行う。京都検定一級合格者として京都の歴史・文化・観光全般の知見を深め、広く伝える役割の<京の語り部〉として活躍している。

☆アーネスト・サトウ『英国策論』和訳
幡新大実(はたしんおおみ)
下鴨小中、洛星高、東京大学法学部卒、イギリス法廷弁護士、日本イギリス法研究所所長。主著に『イギリスの司法制度』、『イギリス債権法』、『イギリス憲法Ⅰ憲政』、『国連の平和外交』(いずれも東信堂)。イギリスでも横井庄一自伝『明日への道』(文藝春秋一九七四年)の英訳と帰国後の後半生を英語で描いたPrivate Yokoi’s War and Life on Guam 1944-1972(『グアム島における一兵卒横井の戦争と生活』)をグローバル・オリエンタル社から出版した。

☆村田蔵六(大村益次郎)あて書簡二通②
山本 栄一郎(やまもとえいいちろう)
1962年、山口県防府市生まれ。神戸学院大学経済学部経済学科卒。
山口歴史研究会会長
著書『真説・薩長同盟』(2001)、『実伝・坂本龍馬』(2010)、『男爵・楫取素彦の生涯』(共著・2012)。
現在、来年の大河ドラマ関連イベント「防府・花燃ゆ展」実行委員会の委員として奮闘中。

☆初公開   伊藤助太夫宛坂本龍馬書簡
坂本龍馬が伊藤助太夫に宛てた書簡で慶応2年(1866)12月13日付と推測され、龍馬が下関の遊郭大坂屋に登楼したことが記されています。
画像提供:山口大学

☆挿絵
中野良子

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